ドッグフードに含まれるビタミンの重要性
ワンちゃんが必要とする栄養素をご存じですか?
私たちと同じ6大栄養素が必要です。
ワンちゃんが必要とする6大栄養素を量が必要な順に並べると
- 水分
- タンパク質
- 脂質
- ミネラル
- ビタミン
- 炭水化物
水分は体の60%を占めていて、15%~20%失うと命の危険性があります。
タンパク質は30%で、ご存知のとおり大切な栄養素です。
大切なことは栄養バランスで、バランスが崩れると悪影響をおよぼします。
ここでは、生命の維持や代謝に影響のある、ビタミンについて考えてみましょう。
「ワンちゃんは自分の体内でビタミンを合成することができる」って聞いたことはありませんか?
ビタミンCは合成することが可能です。
では、他のビタミンは何が必要なのでしょうか?
脂容性ビタミン・・貯蔵されるので取り過ぎに注意
- ビタミンA→視覚・被毛・皮膚・粘膜・歯をつくる
- ビタミンD→歯や骨の形成を助ける(過剰摂取は高カルシウム血症の原因)
- ビタミンE→細胞膜に影響し抗酸化成分として活躍する
- ビタミンK→腸内細菌によって合成され、血液凝固の調整などの働きをする
- ビタミンB複合体→B群全体で酵素成分として作用
- ビタミンC→犬は体内でブドウ糖からビタミンCを合成(免役機能に重要な役割)
水溶性ビタミン・・尿で排出され貯蔵されないので、毎日取る必要がある
ビタミンがワンちゃんの健康に重要な役割をしていることが、理解できましたでしょうか。
では、ビタミンならなんでも良いのかというとそうではありません。
化学合成されたビタミンは、添加物で安全性や消化性はまだはっきり分かっていないのです。
できれば、安全な天然の食材から直接ビタミンを摂取させてあげたいですね。
でも、毎日では大変です。
天然ビタミンか合成ビタミンかを見分けるのは簡単です。
ドッグフードのパッケージに記載されている成分表示に野菜・果物の名前があれば天然で、ビタミンA. ビタミンBなどと記載されていれば、合成のものです。
他の栄養素と同じように、チェックしてください。